今から4年ほど前の話ですが、妻が結婚指輪を紛失しました。忘れもしない、夫婦の結婚5周年のお祝いで、知り合いのバーで飲んでいました。夫婦共々酔っ払いすぎて、翌日家で、妻の結婚指輪がないことに気づきました。確かに、前の日の夜、バーで結婚指輪をはめたり外したりしていた記憶があります。

慌ててもう一度その日の夜にバーに行って、探しましたがどうしても見つからず、家の中、駐車場、途中に立ち寄ったコンビニなどあらゆるところを探しましたが出てきませんでした。

こればっかりはもう仕方ないと、妻はだいぶ落ち込みましたが、探すのはもう諦めました。

そして2年後、やはり結婚祝いで同じバーに訪れ、 2人で飲んでいました。その結婚指輪をなくした夜のことを思い出し、そんなこともあったねと懐かしんでいました。「確か、こうやって指を外したりしてたんだよなぁ」そんなことを言いながら、私は指輪を外しわざと下に落としてみました。

下に落とした指輪は、思わぬ方向へ転がって行き、壁際の棚の下に入り込んでしまいました。ちょっとしたいたずらだったのに、えらいことになったと、バーのマスターと一緒に棚をずらすと…。

そうです、お揃いの指輪がそこには2つあったのです。

結婚記念日の忘れられない思い出です。